コラム

時効援用を行なった場合のパターン

時効援用を行なった場合のパターン 時効援用とは? 債務を長く返済していなかった場合、一定期間が過ぎると消滅時効が完成します。 ただ、期間が経過しても、債権者に対して時効の効果を主張する法律行為をして初めて時効の効果は確定します。それを時効の援用を言います。…

資産がある場合の破産と再生の違い

資産がある場合の破産と再生の違い 資産がある場合の法的整理の問題点 資産がある場合に、自己破産や民事再生をしようとすると、資産がない場合と比べて、考慮しないといけない事項が増えると思われます。そこで、資産がある場合における法的整理に関し、破産と再生を比較し…

法人破産における資産保全

法人破産における資産保全 なぜ資産の保全が重要な? 破産手続きは資産を債権者に公平に分配することで残りの債務を免除してもらう手続きです。もっとも、法人の場合は免責というわけではなく法人が消滅することで終了しますが、法人の消滅により債務は消滅し債権者は(保証…

残高がある段階で過払い金返還請求をする場合

残高がある段階で過払い金返還請求をする場合 残高がある段階でも過払い金返還請求はできるか? キャッシングの残高がある場合、払い過ぎの利子はまず元金に充てたとして計算します。これを引き直し計算と言います。それにより元金が減るだけで終われば、残高は分割で返済す…

相続人による過払い金返還請求

1、過払い金返還請求権も債権である  消費者金融やカード会社と高い利率で取引をしていた方が過払い金の返還請求をしないまま亡くなってしまった場合、過払い金返還請求権はどうなるでしょうか? この点、過払い金返還請求権も債権なので、遺産として相続の対象となります…

過払い金返還請求は時効にならないうちに!

1、古い取引だと多額の過払い金が発生することが珍しくないが 古い取引だと多額の過払い金が発生することが珍しくありません。これは、昔のほうが利率が高かったこと、長い期間に返しすぎた利息が多くなりがちなこと、によるでしょう。しかし、いくら計算上多額の過払い金が…

民法改正と過払い金に対する利息

1、民法改正で利息はどう変わったか? 民法改正により、民事法定利率は年5%から年3%に下げられました。しかし、附則により、改正前に発生した債権については従前のままとされています。 2、過払い金の利息はどうなるか? 過払い金については、民事法定利率による利息…

カード会社との取引でも過払い金は発生する?

1、過払い金というと消費者金融のイメージが強いけど 過払い金というと、アコム、プロミス、レイク、アイフル、CFJ(もとのディック、ユニマット、アイク、など)など消費者金融との取引で発生するイメージが強いですが、カード会社の場合も過払い金はあるでしょうか? …

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